夏が完全に終わる前にこの夏いちばんの思い出を。
約5年ぶりに箱根に行きました。都内で働いていたので箱根は割と近い温泉地だったのですが夫(当時恋人)が北関東勤務だったので北関東や長野あたりに行くことが多く、近くて遠い存在でした。
休暇を頂いて7月の平日のど真ん中に1泊2日で旅行に行ってきたので記録に残したいと思います。
ポーラ美術館


初めましてのポーラ美術館!思った以上に緑豊かな場所にあってびっくり。
開館20周年記念展、モネからリヒターへを。


以前Bunkamuraで開催していたポーラ美術館コレクション展を逃してしまったので念願のモネ。
それからハマスホイ。この絵が好きでポストカードも買いました。
併設のカフェでお茶を。美術館併設のカフェとても好きなんですよね。ティーカップがモネの睡蓮とルノワールのアネモネなのが素敵。
併設のカフェに行くと企画展とコラボしたスイーツを食べるのですが今回はお宿での晩ご飯が17時30分からと早かったので断念。シフォンケーキをひとくち貰いましたがおいしかった〜次こそ…!



建物を出て遊歩道を散歩しました。
五感をフルに使ってのんびり散歩してとても癒された〜!雨の予報でしたが運良く降られることなく散歩できました。
箱根リトリートföre


今回のお宿はこちら!箱根リトリートföre!
ずっと泊まってみたくとてもたのしみにしていました。
チェックインしてお部屋へ。
お部屋
今回は選ばなかったのですが薪ストーブのお部屋もあるようでストーブ用の薪が置いてありました。冬に再訪ありだな…と既にわくわく。


デラックスダブルというリビングとベッドルームが別々になっているお部屋にしました。

広いリビング!窓から見える景色が最高〜!


ソファがとてもおおきくてお部屋で過ごす時間のほとんどをこのソファの上で過ごしていました。ふかふか過ぎず適度な硬さがあって、座っても横になってもちょうど良くて家に欲しくなった…(このソファが入る広さの部屋はない)。
ベッドルームの上の小窓!!これとっても素敵で…!!ここから朝日が差し込むという非常に素敵な設計でした。
夜ご飯
WOODSIDE diningで薪火を活かした地産地消フレンチをいただきました。



夫はワインのペアリング、わたしはノンアルの白ワインにしました。ワインの写真しかなかった…無念。


アミューズはベーコンと小松菜のサレ、大根のブランマンジェ。大根のブランマンジェはヴィシソワーズみたいな見た目…と口に運んだらしっかり大根で大根だ…!と高まりました。
天然酵母の自家製パンはプレーンと竹炭。竹炭パン買って帰ろうか悩みました。おいしかった。


前菜はアオリイカ 胡瓜のジュレ ライムの薫り、とポテト・ポテト・ポテト(ヴィシソワーズ、揚げシュー、じゃがいものフリット)でした。梅雨明けしたはずなのにじめっとした気候だったので胡瓜のジュレのやや青臭い感じがとても身体に心地よく、じゃがいものフリットが初めて出会う細さで感動しました。
鱸のロースト 紫蘇 夏野菜のエチュベ
これ…!!ほんとうにおいしかった…!!あの…わたしの語彙力が足りな過ぎて何も説明できないのがもどかしいくらい。薪火で焼かれた鱸の皮がパリッパリで身はふわっとしててそこに紫蘇が香るソースが合う。
京鴨のロースト 山椒
山椒が効いたソース、めちゃくちゃ好みでした。鴨も含めジビエ系に苦手意識があるのですが気にならずぺろり。
食べることが好きなのに胃の大きさが全くついてこない最近のですがおいしく食べ切れてそれがとっても嬉しかった!
デザートはコンテンポラリークィジーン仕立て ルバーブコンポートとベリー、バニラアイス ペーシュ・サンギーニュチュイール(書くにあたってメニューを見返してたのですがながくてびっくり)
パリパリのチュイールの中にアイスと果物、チュイールを崩しながら食べ進めるのが楽しかったです。
コロナ禍になってからゆっくり外でご飯食べるのがなんだか憚られる気持ちだったので、久々に開放感を感じました。
温泉
森の中のウッドデッキ(200mあったらしい)を歩いていくと温泉があります。
内湯の温泉に露天風呂とはじめはふたつ…?と思ったのですが温泉浸かり過ぎた〜となったら露天風呂(真水)で外気を浴びながらまったりして…を繰り返してふたつで十分、いやふたつがいい!!と虜になりました。滞在中3回入りました。温泉すき。
カフェ&ラウンジ
宿泊者が使えるラウンジ、無料で色々お茶やコーヒーが飲めてうれしかった…!
夜も23時くらいまで営業していたので食後のお茶、お風呂上がりのコーヒー、お部屋でまったりするお供のお茶とお世話になりました。
部屋にティーバッグが置いてあって好きに入れるのもいいけど人が淹れてくれたお茶は最高。
チェックアウトぎりぎりまでまったりしました。
朝ご飯


ビュッフェでおいしそうに盛る方法がずっとわからないまま大人になってしまいました…。
好きなものを好きに盛っているからなんでしょうが…好きなものを好きに食べたいじゃない!
ということで今回も気持ちの向くままに盛りました。自家燻製ベーコンとスクランブルエッグがおかわりしたいほど好きでした。スクランブルエッグってビュッフェでしか食べないな…なんでだろ…?
朝ごはんのビュッフェで焼き菓子があると嬉しくなっちゃう。結果4切れ食べました。
お庭


平日で宿泊客も多くなかったのかあまり人に会うことなく散策できました。
森の中にあるからどこを見ても緑だし、風に揺れる緑を見るだけで癒される。下界に戻りたくなかったな〜…。
滑り込みで紫陽花も見れました。
お土産
帰りに箱根湯本のちもとで湯もちと八里を。


湯もちは何度も食べたことがあったのですが八里は初めて。もなかの中のこし餡がおいしすぎてなぜ今まで買わなかったのか…!と後悔するほどでした。
湯もちもおいしいけど次回からは八里も一緒に入った詰め合わせを買おう。
「お家に帰るまでが遠足です」は子どものころ良く言われましたが大人になって思うのが「旅先から帰ってお土産のおやつを食べながら写真を整理するまでが旅行です」ですね。
美術館もうひとつ行きたかったし、大涌谷や箱根神社も行きたかったけど無理ない緩めのスケジュールで疲れ過ぎず楽しめたのがとてもよかったな〜。
近いうちにまた行けばいいのでね。
観光があまり得意ではないのにぎゅっと詰めた行程を組んで後悔すること数知れず…でしたがようやく自分達に合った旅行の行程の組み方がだんだんわかってきた気がします。
箱根リトリートföreとても良くて帰ってきて1ヶ月くらい2日に1回は「箱根行きたい〜」「リトリートしたい」と呟いていました。夏の箱根は初めてでしたが過ごしやすくてよかったな〜!(実は)1泊2日のプチ新婚旅行、この夏いちばんの思い出でした。
ここまで読んでくださってありがとうございました。